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Tomoko Ichinokawa
遠い聲
遠い聲
あふれる
あふるる
世界を満たす
光が
飽和して
溶けて流れていく
一切を飲み込んで
壊れていく
消えていく
ことは
悲しいことなのかと
繰り返し
尋ねられているようで
すべてが終わって
しまったとしても
その瞬間の美しさだけが
残響となって
確かな余韻がそこにある
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遠い聲
あふれる
あふるる
世界を満たす
光が
飽和して
溶けて流れていく
一切を飲み込んで
壊れていく
消えていく
ことは
悲しいことなのかと
繰り返し
尋ねられているようで
すべてが終わって
しまったとしても
その瞬間の美しさだけが
残響となって
確かな余韻がそこにある